あちらこちらのご家庭でお仏壇に手をあわせ、お参りをさせて 頂いて思うのですが、それぞれに色々な仏様のお姿がある事にきずかされます。
人の顔がそれぞれ違うように、仏様のお姿も違います。丸顔の仏様もあれぱ、面長の仏様もあります。 色々なお姿がるのだな〜と、思いながらお参りさせていただき
ます。ほとんどのご家庭がご絵像の仏様です。
絵に描いた仏様の事を、ご絵像と申します。
他にも木材から作られた木像や鋼で作られた鋼像の仏様が御座います。
また石から作れぱ石像になりますが、「それは野外に安置する時に多く用いられるようであります。
さて、それでば丸い形の石に南無阿弥陀仏と書かれたご本尊 は、何像でしょうか?
それは、石像と言うよりも、南無阿弥陀仏、言葉の仏様です ね。また、そのま事口に称える事が出来ますから、称・名の仏 様と書っても良いかも知れません。
親鷲聖人の恩師、法然上人様は、いつでもどこでも称えること が出来る称名念仏をお勧めになり、『選択本願念仏集』に、 「正定の業とは、すなわちこれ仏の名を称するなり」と記されました。
合掌
|