あなたは、こども達に何を残しますか?人それぞれ、答えが違うことでしょう。
残すものがありすぎて、一言で答えられないとおっしゃるかたもあるでしょう。 何にも残さないとおっしゃる方もあるでしょう。何を残したら良いのかというとき、
まず、どんなものがうかびますか?
家や土地、田圃や畑、山などの土地を残してやる。 お金は、自分がいざ寝込んだ時の治療や介護のために貯めてあるから、自分が使い残した分は残してやる。
そういった方もあるでしょう。会社を残すという方もあるでしょう。多くの方は、 なんらかの財産を残されることと思います。財産の他に何を残しますか?教育を残したとか、
様々な技術を身に付けさせたとか、生きるための智慧を残したとおっしゃる方もあるでしょう。
地位を受け継がせる方もあるでしょう。美しい自然を残したいとおっしゃる方もありますね。 楽しかったという想い出を残す方もありますね。何かを残そうという場合に、なぜそれを残すのかという理由があることでしょう。
ご自分の経験から、残してもらって嬉しかった、ありがたかったから、自分もこれを残すとか、 自分は、こういうものを残してもらえずに苦労したから、こういうものを残してやりたいとか。いずれにしても、生きていく上で、役に立つものを残してあげようとされることでしょう。
当たり前の事ですが、何かを残そうという時、残された方の幸せを願っております。実は、 ここが一番大切なところなのです。 残された方の幸せを願ってということが。残せるものは、
人それぞれですが、次のことは必ず残してください。
それは、私は必ず、 阿弥陀様のお浄土に生まれさせていただきますよと。誰でも残せるものとして、このことだけは残してください。
私はお浄土に生まれさせていただきますよと。
合掌
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