ここでは、住職とその仲間のお寺で運営している「テレホン法話」を掲載しています。法話は一週間ごとに変わっていきます。

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『 無財の七施 B 』

本巣市 西光寺   橡川 常彰 師

 

 七つのお布施を、具体的に挙げています、無財の七施の中の、眼施に付いては、前回ご紹介をさせて頂きましたが、温かいまなざしで人と接する事の大切さを教えてくれていました。
眼差しの次は表情に付いてと、言う事なのでしょうか。
 第二の和顔施にいて考えてみたいと思います。
経文には和顔悦色施と、記されています。
やわらぐ、かお、よろこぶ、いろ、ほどこし、と書いて和顔悦色施と、言います。
 人と会うときは、やわらかな顔と、よろこびの表情で接しなさい、と教えてくれています。
人とお付き合いをする時に、相手の顔色ばかり気になってしまい、人とのお付き合いが段々と窮屈なものになってしまう事はありませんか?
 美しい花を見て心が安らがない人は居ないでしょう、まず自分が相手にとって花の様な人になれるように、心掛がけて参りましょう。
お互いに花を見ている時のように、和らいだ気持ちになれる事でありましょう。
 昔からのことわざに、病は気からと言うものがあります、軽い病気なら治ってしまう程、大切な心掛けなのです。
と、テレホン法話でのその表現は、少し大袈裟かもしれません。
続きは次号での紹介とさせて頂きます。


                               合掌