ここでは、住職とその仲間のお寺で運営している「テレホン法話」を掲載しています。法話は一週間ごとに変わっていきます。

テレホン法話に興味のある方は、下記の番号(正尊寺テレホン法話)へかけて下さい

TEL 0581−34−4242

『 無財の七施 D 』

本巣市 西光寺  橡川 常彰 師

 

 眼施、和顔施、言辞施そして四つ目を身の施しを、みのほどこしと書いて、身施と言います。
 この後にも、心の施しと書いて心施が、出てきます。
心が先なのではないのかな?と、思う人もおられるかも知れませんが、ここでは、先ず行動する事から進めています。
例えば、『あの人にこうしてあげるといいな。』と、思うだけではなく、実際に行動に出してみてください。人に対して、思っていう事があってもても、実際に行動しなければ、それは思っていない事と同じに見えてしまいます。 少しでもよい行いをと思ったら、それを実際に行動に出してみる、そう言う事を、心掛けて生きる事の大切さを教えてくれています。
  世の為、人の為に、なる事を何時も心掛けて生きてゆきましよう。
 仏教は、功がつのる、や、徳を積むということを言います。
そのことは、人の見ている時だけ良い行動をしようと、言うのではなくて、本当に人様が見て居ても居なくても、人の役に立つを考えて、実践していこうとする事が、身施と言う事なのでしょう。




                               合掌