仏前結婚式アルバム

2月21日正午から本堂で小川真吾さんとなみえさんの仏前結婚式が行われました。
2月だというのにぽかぽか陽気の好条件に恵まれ、本堂の中には60名の参列者、境内や縁には大勢の見物ギャラリーが見守るなか厳粛に行われました。
正尊寺では年1〜2回のペースでしか結婚式はありませんが、回を重ねるごとにアイテムも充実し段取りも良くなってきています。
約40分の挙式、阿弥陀様の前で厳かに人生のスタートを誓いあって頂きました。

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参列者に配布された仏前結婚式の式次第

新郎新婦の行列
新郎の家はお寺の近くでしたので、そこから新郎新婦は朱傘を差し、歩いて来られました。

境内には艶やかな新郎新婦を見ようと多くの近在のギャラリーも集まっていました。

新郎新婦入堂
今回は仲人を立てない様式だったので、来賓の青木氏と姪の舞ちゃんが介添えで入堂しました。

堂内は調光されたのスポットライトとともに、参列者は入堂する若い二人を厳粛に迎え入れます。

合掌礼拝
まずは参列者全員で御本尊に向かい「合掌・礼拝」、この度の挙式には両家60名の参列者で開式しました。

勤行:おつとめ
今回は至心礼(ししんらい)・表白(ひょうびゃく)・成就文(じょうじゅもん)・回向(えこう)のお勤めでした。

司婚誓いの言葉 
司婚者から新郎新婦へ司婚の言葉と夫婦相和して行くことの誓いが求められます。

記念々珠授与
司婚者から紅白のリボンのかかった記念々珠が贈られます。

指輪交換
練習の時には簡単にはめられる指輪も本番になかなかはまらないのが常です。新郎は一瞬焦っていました!

新郎新婦焼香
授与された念珠をかけ焼香し、御本尊に合掌礼拝。

親族代表焼香
親族を代表し両家の両親がお焼香をします。

誓杯の儀
一般に三三九度と呼ばれる夫婦盃(めおとさかずき)の習わしを再現しています。

二人のこども達が、新郎新婦交互に三段重ねの盃とお銚子を持って行われました。

 

お酌をしてくれたのは、小学4年生の智衣ちゃんと5年生のゆうちゃん、とても可愛らしかった。

法話
司婚者の住職からお二人の門出に当たり、短い法話をします。

法話を神妙に聴くとても綺麗な新婦さんと参列者の皆さんでした。

 

式盃
参列者全員にカワラケを配り、酌子がお酒を注いで回ります。
素焼きのカワラケは水分を吸い込みます。

一同乾杯
全員に行き渡ったところで、介添えを務められた青木氏が乾杯の発声。
天気が良かったためお酒が全部吸い込まれてしまった方もあったような!

記念撮影
式が終了すると会場は記念撮影の舞台へと段取りよく模様替えされ、参列者全員の集合写真も撮りました。

式場
お寺の結婚式は正座でしょ?と言う質問がありますが、両家合わせ100名まで位なら、オール椅子席で出来ます。