明けましておめでとうございます

正尊寺元旦会アルバ

今年の干支「申」という字が書かれた盃が朱塗りのお盆に乗せられお内陣に置かれます。今回は150個用意されました。


 

御本尊の前には水引で飾られたお銚子にお屠蘇が入れられ、お供えされています。
今年のお屠蘇は新潟「越乃寒梅」豪華金粉入りのお屠蘇でした。

今年で9年目の元旦会、年々参詣者が増え本堂もだいたい一杯になるようになりました。

 

 

150名がそろっての正信偈が本堂に響き渡り、前夜の寝不足が吹き飛ばされます。

下陣前列には住職を中心に86才になる前住職、中学1年の新発意、法務員や衆徒が五条袈裟をつけ並びます。

 

 

元旦会の法話は住職が行います。参詣者は皆足を崩さず真剣に聞いてくれます。

法話が終わり阿弥陀様の前にお供えしてあったお屠蘇を下げ御流盃が行われます。

 

 

干支の盃を配り純金粉入りのお屠蘇が注いで回られます。子供さんのために特製純金粉入り「桃の天然水」のお屠蘇も準備しています。

全員にお屠蘇が行き渡り、住職の発声で乾杯をします。お酒に混じった金分を眺め、「今年はたくさん入っていた」とささやく声も聞こえていました

 

 

乾杯をした盃を包み大事そうに鞄にしまっておられます。元旦会2年目から干支盃を使うようになりました、毎年欠かさず来ている方は8種類の干支盃が貯まっているはずです。