平成17年3月  春彼岸永代経法要 

暑さ寒さも彼岸まで、そんな陽気ではじまった今年の彼岸永代経の法座にぎやかにお勤めすっる事ができました。
初日が日曜日と重なり近在の春祭りと重なり、お参りの出足が悪く心配しましたが、2日目3日目どしゃ降りの雨にもかかわらず昨年を上回るお参りの方々でした。
ここ数年少しずつではありますがお参りしていただく方が増えてきています、住職としてやりがいを感じさせてもらえた永代経法要でした。

 
 

永代経の2日目は振り替え休日ということもあり、若い方も大勢お参りしていただけました。

 

さすが3日目はウィークDay常連の方々中心の参詣者、ご講師の話に身を乗り出しながらのお聴聞でした。

 
 

20・21日は奈良県吉野の尾崎裕正先生、関西弁(吉野弁らしい)でのテンポの良いご法話でした。

 

22日は瑞穂市只越の林智憧先生、今年が最後のご縁になるかもしれないと話されながら、渾身の力でのご法話でした。

 
 

開闢(かいびゃく)の方々へ法名軸の説明。今回は18名の物故者法名を書き入れてのお勤めでした。

 

余間に上がり法名軸の確認をされる方々。お身内を亡くされまだ悲しみのただ中ですが安堵の様子。

 
 

開闢法要の皆さんのお斎(とき)、30名の方が付かれましたお座敷が狭いのでチョット窮屈で申し訳ないことでした。

 

お祖母ちゃんの開闢法要に孫さんも一緒にお参りしてくださいました。良いご縁になることでしょう。

 
 

一般の参詣の方々は、ほんとにお腹を膨らますだけのお斎です。しかもぎゅうぎゅう詰めのお庫裏です。

 

お混ぜのご飯に少しの煮物、そしてみそ汁という定番のお斎ですが、皆さん喜んでいただいてもらえます。

 
 

お斎の準備をしてくださるヂゲ(地家?)の方々、だいぶ高齢になってこられましたが味覚と仕事の段取りはピカ一です。

 

開闢のお斎です、今年から手作りの胡麻豆腐を一品加えました。坊守が試行錯誤しながら何とか今日に間に合わせた苦心の作です。