平成17年6月16日  第20回真宗講座 

真宗講座を立ち上げ丸4年が経ちました。当初から30回・50回・80回・108回と遠大な計画をたてスタートしました、回りからは
「平日の単なるお座にお参りなんてあるの?」
と揶揄にも近い反応でしたが、やってみるものです。
たしかな法は確かに伝わる、はや20回、40座に到達し、目論見通り参加者が身近な家族や近所の方を誘い、入門課程の出席カードの通番は500、それをクリアした人は200人まであと一歩に達しました。住職の身と正尊寺が傾かない限り108回出席黄金賞100人クリアまで続けたいと願うことです。
今回も小雨降るなか満堂の参加者で開催し、ご講師の藤田先生からも、
「住職の姿勢とやる気で、お座の繁盛が決まる、今はそういう時代だ」
と、 エールを送っていただきました。

 
 

時間通りに来たのでは座るとこないなぁ〜、と苦笑いの参加者(この方総代さんです)

 

事前に縁側に並べられた腰掛けも一杯、慌てて予備に片付けてあった腰掛け30脚も出し対応しました。

 
 

作法プレゼンテーションはアンケートで質問のあったお念珠やお正信偈の読み方について説明しました。

 

ご法話は広島県から来て頂いた“藤田徹文先生”今この身に頂く現生の利益についてのお話でした。

 

難解な教義を独特のユーモアを交えテンポ良くお話しされる藤田先生、同行は身を乗り出し聞き入ります。

 

本堂が一杯になってのご法座、カメラのシャッターを押すにも、ウキウキします。

 

30回基礎課程修了者の表彰式。
一瞬の時間で作る賞状、文面が10回のものと同じになってしまい焦ってしまいました。

 

昼の部で表彰された基礎課程修了者は2名の方で、通番第22号になりました。

 

昼の部で10回入門課程修了証を受け取られた方々、もう一人男性がおられるのですが、「皆さんの前には出たくない」と隠れておられました。

 

夜の部では、1名の方が10回表彰を受けられました。たった一人というのは近頃珍しいことですが、第189号の方です。

 

昼の部が終わった頃は雨も完全にあがり、注意をしましたが数本の傘が忘れられていました。

 

夕闇迫る午後7時30分、皆さんいい顔をして三門をくぐり夜の部へお参りに来られます。

 
 

あちこちのお寺からご院さん方もお参りの来られるのが、正尊寺真宗講座の珍しいところです。

真宗講座紹介のブログ
http://pochi21.exblog.jp/d2005-06-17

 

先生を囲み仲良しのご院さん方と夕食。私たちはノンアルコールですが先生は日本酒の冷や、豪快に飲まれます。

 
 

自らを、徹文でなく徹酒といわれるだけあり、夕食のお酒も潤滑油、90分間片時も聴衆の心を離すことなくお話ししてくださいました。

 

中川北組々長、光輪寺の中島住職もおみえになり、来月16日の高史明先生による組公開講座の宣伝もしてもらえました。

 
 

休憩時間縁側では一服吸いながらリラックスする壮年の方々。まだ現役の方々のお参りが増えてきたこの頃の象徴です。

 

昼、突然故障した自動お茶出しマシーン、夕刻ホシザキから修理に来てもらい夜は快調。さすが業務用器機の会社、対応が早く助かりました。