平成17年7月14日  第21回真宗講座 

 平成13年からスタートした正尊寺真宗講座、4年目に突入、第21回目の開催となりました。
早朝は雨模様でしたが午前中にあがり、お昼からは薄日も差す絶好のコンディションとなり大勢のお参りの中開催することができました。昨年6月第15回真宗講座の時は台風6号の直撃で暴風警報の中ご縁に遇う方が少なく、再度懇願し来ていただいたご講師の浅井先生にも面目が立ちました。
4年目を迎え若い方のお参りも回を重ねるごとに増えています、
「お聴聞が、こんな楽しく待ち遠しいものだとはおもわなかった」と、30代男性。
「おカン(母親)に行けと言われて来だしたけれど、バッチもらうまで頑張るで・・・」と40代前半で友達誘って来てくれる人たち。
などなど、石の上にも3年、少しずつ お法りが世代を超え浸透していく姿を目の当たりにできる、住職として至福の時を感じるひとときでもありました。

 

 

朝方は雨が降りましたが、午後からお日様ものぞきだし、絶好の聴聞日和。今日は畑仕事もできないしと、1時間も前から続々とお参りに集まってみえました。

浅井先生が着かれる開始時間の午後2時頃には、本堂も縁も一杯の参詣者になっていました。昨年の台風6号の真宗講座とはうって変わった姿に先生も驚かれていました。

正尊寺の駐車場は門前・北門合わせ40台ほどしか止められません。市役所前の測道も一杯になっていました。この場所は駐車してもOKです。

お寺の前の道は一車線で結構車が通り、交通の妨げになる場合があります。駐車場からあぶれた方はできるだけ市役所の方の駐車場に止めてください。

本堂は先生の一言一句聞き漏らすまい、とする200人を超す方々で埋め尽くされ、湿度の高い日中、熱気に溢れていました。

お話の始まった頃においでの方は座るところ探さなければありません。
立ったままお聴聞の方もおられたようです。

ご講師は龍谷大学名誉教授、浅井成海先生、親鸞様がお浄土を光り輝く世界としてお喩えになった謂われ、じっくりと聞かせていただけました。

仏事作法のプレゼンテーションは臨終にともなう因習を浄土真宗の法義から検証しました。枕飾や中陰壇について少しは理解してもらえたでしょう。

お話が終わり、恩徳讃を歌い、合掌礼拝・・・
この時はばかりは堂内にお念仏の声が広がります。

先生の夕食には教区内の若さんたち9名お相伴にあずかってもらえました。先生とお話ししながらの会食、皆さんとても良い刺激になったようです。

夜のお座は昼間より参加者は目減りしますが、それでも縁側まで溢れて、いい感じのご法座です。

休憩中、縁で一服し、先日行った研修旅行の土産話に花の咲く仏壮の会員さんたち。

30回基礎課程修了者。今回はお2人の方に認定証が授与されました。

10回入門課程修了者。今回昼夜合わせて5名の方に認定証が授与されました。
白籐章は既に190名以上となり毎回の受賞者がだんだん少なくなってきました。