平成18年5月21日  初参式(しょさんしき)

今年の初参式は宗祖親鸞聖人降誕会(ごうたんえ:お誕生日)と同じ日になりました。快晴の昼下がり受式者30名、両親祖父母兄弟合わせると150名近くで本堂が埋まり、おおいに賑やかな初参式となりました。

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正午を回った頃には、次々に赤ちゃんを抱いた家族連れが本堂にあがってこられました。

 

本堂に入るとまず受け付け。初めて正尊寺本堂に入った若者も少なくなく緊張気味の人もありました。

 

お手伝いの仏婦役員の方々に囲まれ、赤ちゃんのテンションは絶好調の中手形をとりました。

 

手形をとったら、ぬるま湯で朱肉をきれいに落とします。それが済むと赤ちゃんもやっと平常心に戻ります。

 

これがけの泣き声が本堂に響き渡るので、圧巻ですよ。

家族の方もご機嫌を取るのに必死です。

 

住職は失敗の許されない家族写真で必死、本堂内の喧噪は耳に入らないのです。

ご本尊の前で手形をかざして家族写真、こうして家族みな写ってもらえると良い感じです。

 

全員で勤行、赤ちゃんも時々一緒に大きな声で、合いの手を入れてくれました。

お勤めは『讃仏偈(さんぶつげ)』今年は人数が多く時間が押し気味、いつもより少し早めにお勤めしました。

 

若いお父さんお母さんへの法話、阿弥陀様からのお預かりした子ども、大切に育んでもらいたいとお話しました。

法話の締めくくりは、御門主様からのメッセージ、『初参式のご消息』を拝読しました。

 

赤ちゃんの手に新しいお念珠をかけてお焼香。お兄ちゃんもお手伝い。

お手伝いしてくださった仏教婦人会の会長さんからも祝辞をいただきました。

 

約1時間式が終わると、集合写真の会場づくり。この作業も年毎に段取りよく出来るようになってきました。

集合写真、参加者が多く目一杯、婦人会の方やお祖父ちゃんお祖母ちゃんかなり写られませんでした。

 

約1時間の初参式、赤ちゃんとお土産を抱えながらも、晴天の境内でスナップをとりながら帰路へ。

この子ども達が小学校にあがったらぜひ日曜学校にも連れて来て下さいとお願しつつ送り出す。

 

  

今年度新しく手形をお預かりするみなさまです。ようこそのご参拝でした。