平成18年9月23日〜25日
秋彼岸永代経

今年の彼岸会は3日とも晴天のさわやかな天候に恵まれてお勤めすることができました。お中日は土曜日でしたが各地の小学校で運動会が行われており、参詣の出足が鈍っていました。
150並べた腰掛けを少し片付けたり、お参りの雰囲気をいかにかもし出すか悩んだりもした永代経でした。

 
 

今回は前半2日が土・日であったので、八月に得度した若院もお勤めに出てくれました。

 

ご法話は福井県勝山市の袋田晃先生。遺伝子情報の科学と対比し仏教の「我」を説明し、「二種深信」の教えを3日間お取り次ぎしてくださいました。

 
 

24日は日曜日、ほぼ満堂でお勤めをすることができました。全日こうして満堂になるよう何か仕組みを考えなければと思うことでした。

 

今回は小さなお子さんを連れてのお参りが多くありました。仏法は毛穴からでもしみ込む、少々やんちゃを言ってもかまいません。

 
 

開闢法要は19家あり、法名軸には新たに23の法名が書き込まれその前で説明し、お焼香をしてもらいました。

 

開闢法要の後お座敷に用意したお斎をいただいてもらいます。住職から永代経ご進納のお礼が述べられます。

 
 

一般のお参りの方は長机に簡単なお斎。空腹だけ押さえてもらい、午後からのお座に参ってもらいます。

 

一般の方のおかず、厚揚げ・コンニャク・角麩・豆・芋いつものパターンです。

 
 

開闢の方のお斎場、今回30名を超えたので相向き合いに座るようセッティング。座敷が手狭でなんとも窮屈で申しわけないことです。

 

最終日、開闢も終わったので襖を取り払い少し広くなったお斎場。味ごはん・味噌汁。おかず、手作りの胡麻豆腐をサービスしました。

 
 

お斎のお手伝いをして下さる方、短い時間に多くの方をもてなすまえの一息です。

 

今回、お二人の若い方が初めてお手伝いに来て下さいました。少しずつ世代交代がうまく進んでいてありがたいことです。