平成18年10月16日  第27回真宗講座 

刈り入れの進む秋晴れの一日、第27回目の真宗講座が開催されました。今年度の開催日は小雨降るあいにくの天候が続きましたが今年度締めくくりには申し分のないさわやかな一日、その気候以上に本堂は法悦の世界が広がるひと時となりました。

 
 

7月の田畑先生講演会の出席証を提示し、受付でサービススタンプをもらう参加者。今回、総計82名の方から出席証を回収しました。

 

200名程の参加者全員でお正信偈唱和、本堂から溢れる声が秋の刈り入れの田畑に響いているような、いい感じでした。

 
 

縁側に並べた椅子も満席、本堂内に少し空席の椅子があってもなぜかしら縁側に座りたがる・・・・
若者のコンサートとは少し違うのも、しかたないかなぁ〜

 

仏事作法のプレゼンテーションも27回目、50パターンを越えるとやることがない。今回からは御絵伝の絵解きをしながら、作法を交えるパターンに趣を変えてすることになりました。

 
 

ご法話は、福岡から来ていただいた松月博宣先生、「往生をばとぐるなり」と言うテーマでお浄土に生まれること、そしてこの娑婆世界に還相の菩薩として還ってくること、聴かせていただきました。

 

松月先生の博多弁と広島弁のコラボレーションで繰り出される言葉、笑いと涙そしてお念仏、講師と聴衆が一体となった法味の世界が現出していました。

 
 

法座が終わり家路を急ぐ聴衆、ほとんどの方が法悦に浸りなんともいえない明るく幸せそうな表情で帰られる。回を重ねる事に確実にお法が染み入っていくのです。

 

今月3日岐阜教区の少年連盟の大会にも講演してくださった松月先生、今回はその関係の若い御法中がたくさんお聴聞に来て、食事を共にして下さいました。

 
 

50回出席StandardStage修了者は、昼の部3名、夜の部4名ありました。
今回で総計16名の方に三つ目の青藤章のバッチを贈らせてもらいました。

 
 

30回出席BasicStage修了者は12名で黄籐章と記念の白檀腕輪念珠をお渡ししました。
この基礎課程修了者は通算で52人になりました。

 
 

10回出席EntranceStage修了者は5名で、入門課程修了者は通算で224人になりました。
今回夜の受賞式には40歳代の2人組があり、真宗講座の将来に大きな希望がもてました。