明けましておめでとうございます

平成18年1月1日  元旦 

 

定刻の午前10時の向拝階段には多くの履物が整然と並んでいました。追い打ちの雪もなく長靴を履かずにお参りに来てもらえたことが何よりでした。

150名で声一杯にお勤めする『正信偈』は圧巻です。元旦会も12年目になり常連さんからは正尊寺元旦会から1年が始まった気になると言ってもらえるようになりました。

 

下陣前列には住職・前住職はじめ法務員・その子ども・衆徒全員9名が一列に並びお勤めをリードします。

 

米寿を迎えた前住職も元気に出勤、中3の新発意ももぞもぞとしながらも正座しお勤めしました。

 
 

内陣には水引で飾られたお銚子にはいったお屠蘇がお供えされ、150個の干支盃も出番を待っています。

 

お屠蘇を配ってくれる日曜学校のユカちゃんと娘2人は着物を着て、スタンバイ。お勤めもちゃんとします。

 
 

お勤めのあと少しですが、住職から年頭の法話。昨年行ったアメリカ仏教会のお話を交え、お寺へお参りする意義をお話ししました。

 

法話のあと、干支盃が参詣者全員に配られます。今年は150個ちょうどの数でなんとか納まりました。

 
 

お銚子を時々振って金箔が均等に出るよう注いで回ります。 たくさんの金箔が入った人は笑顔がこぼれます。

 

住職の音頭で「乾杯」し金箔の一杯はいったアミダ様にお供えしたお屠蘇を一気に飲み干します。

 
 

約1時間の法要、1年の計を正尊寺のアミダ様に誓い、お礼を言いながら皆さん帰路につかれます。今年も法座には必ず来て下さいよ!

 

午前11時人々が帰る頃、「遅くなってしまった」と駆け込んでこられる方もありました。先着3名だけには予備の盃を差し上げました。