平成18年4月21日  第23回真宗講座 

第23回目の正尊寺真宗講座が開かれました。桜も散り果てた4月下旬だというに西の山には雪雲が覆い、本堂の中でもストーブ無しでは耐えられない寒さの今年度最初の真宗講座となりました。

 
 

本堂の縁まで腰掛けは並べましたが、戸を開け放つにはあまりにも寒かった。受付の2人も震えながら出席印を押していました。

 

堂内用の予備折たたみ椅子を慌てて出し、本堂内に全員おさまるよう席を作り、グツグツではじめました。

 
 

ご講師は奈良大和郡山市から来ていただいた三木照国先生、「人生の基盤と目的」というテーマで、ご本典信の巻、三信釈のコピーを読みながらのお話でした。

 

ご讃題はお聖経を満堂のお同行といっしょに読み、それぞれの言葉を身近な喩えで、分かりやすく親鸞様の信心の味わいを聞かせてもらえました。

 

午後4時半、お昼の部が終わると参拝者は一斉に家路につかれます。このうちどれだけの人がまた夜のお座に戻ってきてくれるか気にかかるところです。

 

夕食はいつも一緒に先生の勉強会に行っているメンバーがお相伴。私の誕生日に京都の知り合いから送られた竹酒に先生はご満悦、車組の面々はノンアルコールビール。

寒い中お参りしてくれる皆様にサービス。
業務用コーヒーメーカーをフル回転でポットにコーヒーを準備します。

 

老若男女を問わず岐阜の人はコーヒー好きです。短い休憩時間にかかわらず皆さんコーヒーを飲んで暖まっていました。

夜の部は100人ほど、170以上椅子が並べてあったので空席が目立ちましたが、若い方々のお参りも増えたのでお勤めは大音声で良かった。

 

夜の帳の中、真剣に先生から話される信心について聞き入っておられました。

今回は8名のEntranceSTAGE(入門課程10回出席)終了の表彰者がありました。
30回表彰が一人もなかったのが、ちょっとお残念でした。

 

夜の部で表彰を受けた小川さんは、2年前から夕方の梵鐘をついてくださっています。それを縁に真宗講座に参加しだし10回になりました。