平成18年7月4日  第35回納骨団参  

昨夜までの雨模様が一転しさわやかな晴天のもと、第35回の納骨団参無事終えることができました。
納骨が25体、お参りの方が68名、バス2台余裕を持ってお参りすることができました。

 
 

前々日は本堂にご遺骨を持ち寄り、この地最後の法要が勤められ、50名程の親族の方がお参りされました。

 

日曜日ということもあり、小さなお子さんや高校生など家族ずれのお参りが目立ちました。

 
 

大谷本廟と納骨についての法話、皆さん真剣にお念仏のご縁を後世に伝える納骨の味わい聴いてもらえました。

 

法要の後、住職から明後日の団参について説明。注意事項などを徹底させてもらいました。

 
 

4日朝7時半出発、なんとも清々しい青空もと、定刻前に全員集合し名鉄観光の青山さんに見送られ出発しました。

 

道路状況も良く途中サービスエリヤでの休憩を2回もとりました。

 

 
 

予定通り京都堀川の本願寺へ到着、正尊寺の団参旗につづき正門をくぐり総御堂へ向かいます。

 

総御堂(御影堂が修復中のため、阿弥陀堂にご真影さまが安置してある)にお参りします。

 
 

大谷本廟では礼拝堂に入り、お勤めのあいだにお焼香をし、まとめてお供した、お骨箱をそれぞれのご遺族に返します。

 

今回は10階の納骨所に1329番〜1353番まで真ん中5段目の引出に収めました。

 
 

お骨を納め納骨所でのお勤めが始まりました。この間に皆さんにお焼香をしてもらいます。今年は蒸し暑くなくたすかりました。

 

昼食は研修道場を借りて準備しました。納骨所の整理や着替えのため少し遅れていった頃にはほとんどの方がごちそうさま状態、皆さんお腹が減っていたようです。

 
 

午後1時大谷本廟を出発し、湖西堅田へバスを進め、蓮如上人ゆかりの本福寺へ参拝しました。

 

真新しいホールのように作られた本堂で、蓮如上人と堅田の法住さんについてのお話と、宝物の説明を聞きました。

 
 

三井財閥本家のお内仏を譲り受けた内陣荘厳のすばらしさに、目を見張る参加者。

 

七宝焼きで作られた内陣の格天井、さすがに日本一の財閥が作らせたもの、当時の財力を彷彿とさせています。

 
 

琵琶湖八景の浮御堂、青空に浮かぶ白雲と緑の湖面、絶好のロケーションを堪能しました。

 

この時間になると、さすがに日差しは強く、皆さん汗を拭き拭きしながらバスへ戻ってこられました

 
 

琵琶湖大橋を渡り木辺派の本山、錦織寺(きんしょくじ)へも参拝しました。

 

親鸞聖人が関東からきらくの途中、しばらく逗留された錦織寺、その謂われもしっかり聞かせてもらえました。

 
 

お土産は『お念仏』と言いたいところですが、そうもいかないようで、琵琶湖畔「鮎やの郷」へお立寄りしました。

 

30分のショッピングタイムでは短かったようです。「ソフトクリームが食べれんかった」と、残念がる声も聞かれました。