平成19年度 お盆行事

今年の夏は長雨から一転、お盆は記録的な猛暑になりましたが、正尊寺では例年通り、8月11日のおみがきを皮切りに、13日の盆踊り大会、17日のお盆会と夏の行事、多くのご門徒の参集で行われました。
その模様をアルバムでご紹介します。

 

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8月11日  おみがき奉仕     

 
 

8月11日午前9時から仏教婦人会の方々が集まっておみがきです。
今年は30名程の集まりでしたが、手も口も良く動かしながら仏具は見る見るピカピカになりました。

 

おみがきが一段落ついて休憩、境内の木陰でカキ氷を飲んで涼をとりました。

 
 

一服がすむと盆躍りの練習開始。
今年から盆躍りの踊り手を買って出てくださった本巣民謡ほたるクラブの小西会長さんが指導に来てくださいました。

 

約1時間、輪になって盆躍りの猛特訓。
さすがに踊りクラブの会長さん一つ一つの所作の意味も教えながら皆さん様になってきました。13日本番が楽しみです。

 
 

約1時間、踊りに集中したらお昼です。 あまり暑いので、お斎は流しソウメンにしました。

 

流しソウメンの評判は◎、お盆会のお斎もこの方がよいとの意見が続出。今年は割り竹ソウメンから流し、ソーメン・フィッシングに変更することに決めました。

 
 

 

8月13日  盆おどり大会    

 
 

午後7時、平成19年度正尊寺盆おどり大会の開会です。
本巣民謡ほたるクラブの会員さん方も浴衣を着てスタンバイ。

 

仏教婦人会の松井会長さんからも開会のご挨拶。仏教壮年会のメンバーもそれぞれ所定の配置につき開会を待ちます。

 
 

正尊寺盆踊りはお寺の行事、サァー踊るぞという前に、まずもって本堂のご本尊に向かい合掌礼拝でご挨拶。

 

例年スタート時にはなかなかヤグラの上に登る人が居ず困っていましたが、今年はほたるクラブの皆さんが踊りをリードしてもらえ華やかなオープニングでした。

 
 

親も子も楽しく踊る盆躍り、本願寺音頭を皮切りに今年の新メニュー、もとす音頭、きよしのズンドコとヤグラの回りには何重もの輪ができました。

 

踊り始めて時間も経つとヤグラの上は子どもたちで一杯。
余所の盆躍りのヤグラは自由に登れるところが少ないようで、嬉しくて子どもたちも元気いっぱいでした。

 
 

昨年から飲酒運転が厳しくなり、ビールの量を少なくした分、空いたタライに水ヨーヨーを浮かしてみました。
子どもたちは興味津々です。

 

今日も熱帯夜、カキ氷は長蛇の列、仏壮会員の孫さんや日曜学校OBの子どもたちも助っ人に入り、マシーンは回りっぱなし。20貫目の氷が消えていき来ました。

 
 

暑い中、綿菓子ブースは大変です。カキ氷のように大量生産が出来ません。仏壮会員1年1回の綿菓子屋さんですが、時間が経つにつれだんだん熟練していきました。

 

正尊寺盆踊りはカキ氷・綿菓子・ジュース・ビール・水ヨーヨーすべて無料、仏壮・仏婦の教化団体や門徒会がご奉仕です。
だからこんなに集まるのかな?

 
 

踊りの最中でもビンゴの景品が期になる子どもたち。
「いつになったら、ビンゴやるのぉ?」と子どもたちは尋ねてきます。
「踊らん子は、ビンゴカードもらえんよ!」と追いちらします。

 

日校のOBで良くお手伝いをしてくれていたYちゃんが、3ヶ月の赤ちゃんを抱いて里帰り。旦那さんと赤ちゃんを見せに来てくれました。

 
 

午後9時前、子どもも大人も本気になる大ビンゴ大会です。
音楽の止んだヤグラの前にみな集まって真剣です。

 

先着10名分はCDラジカセや電化製品などの目玉の景品がありますが、後の500コばかりは子どものオモチャばかり。しかし、大人も一生懸命。

 
 

仏教婦人会の松井会長が引く番号を順番に読み上げ、ボードの番号を伏せた紙をめくっていきます。

 

今年の当たり具合はちょっと変で、いきなり4人同時に「ビンゴ」賞品を選ぶ順番はジャンケンとなりました。

 
 

こうして約40分熱気につつまれ盆おどり大会のクライマックスを迎えました。参加者は悲喜こもごもの大ビンゴ大会、数えてみれば500コ準備した景品、10数個しか余っていませんでした。

 

午後9時40分、全員で『恩徳讃』を唱和し終了。
それと同時に一気に櫓の解体からすべての後片付けが始まります。

 
 

片付け開始から約1時間、仏壮の会員の手ですべてが元通り通常の境内に片づいた。会員は夜食を食べながら、このために残しておいたビールで乾杯、疲れを癒し合います。

 

深夜12時前にはそろそろ出来上がり、恩徳讃を歌って解散です。
仏教壮年会のみなさま深夜までお疲れさまでした。

 
 

 

8月17日  盂蘭盆会   

 
 

72年ぶりの最高気温を更新した岐阜県、その翌日は正尊寺盂蘭盆会法要。ご講師の瑕丘先生も少しバテ気味、腰掛けに座ってのご法話となりました。

 

暑いので本堂はゆったり90席の腰掛けを並べましたが、空席がチラホラありました。さすがにこの猛暑、クーラーから出られないご門徒が多かったかも、チョット残念でした。

 
 

お斎はおみがきでも評判の良かった流しソウメン、境内の桜の木の下に設えたソウメンFishing場、大賑わいでした。

 

Fishingのに苦手な方々には、特設テントで桶に氷柱を立てモミジの葉っぱを浮かせタライソウメン、これはこれで大変喜んでおられた。暑いときには喉ごしサッパリの『揖保の糸』最高です。

 
 

午後からはいよいよ気温が上がり、38℃を越えてきました。 休憩時間には体温を下げるためカキ氷をおやつに食べてもらいました。
婦人会の役員さん方がお手伝いしてくださり、スムーズに配れました。

 

お参りの男性諸氏、2杯3杯とお代わりする方ありました。
ともあれ氷で体を冷やし一日ゆっくりをお盆のお聴聞をしていただけました。