平成19年6月18日  第30回真宗講座

第30回目の真宗講座が開催されました。

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天気予報は雨、傘立て用のバケツも準備しましたが、おかげと雨間に開催でき、傘立ても隙間があった梅雨入りの真宗講座でした。

 

第30回の記念ということもあり、200並べた椅子では足らず、予備の腰掛けも縁に急遽並べ大勢でのお勤めとなりました。

 
 

仏事作法のプレゼンでは、京都のバッチ屋さんから届いた、80回銀バッチや108回金バッチを見てもらいました。大切なのはお聴聞ですが、コレクター意識をくすぐることもまた一興でしょう。

 

ご法話は広島県から来ていただいた、本願寺勧学の霊山勝海(よしやましょうかい)和上。とても解りやすい喩えで仏さまから見た有り様を話されましたが、教学に裏打ちされた和上の一言一言が心に響きました。

 
 

霊山和上を尋ねてこられたおばあさん、お座のあと本堂で歓談されていました。聞こえてくる会話は、妙好人の世界。30回も続けると、門徒の枠を越えたお聴聞の輪が広がっていることを実感しました。

 

夕食は若手のご院さんと一緒、先生は禁酒中とのこと、ノンアルコールビール。会食中にも和上から様々なお話が聞け、一同背筋をただして頂けました。

 
 

夜になるとお坊さんらしき姿の方もちらほら見えます。僧俗を離れお聴聞するお寺でありたい、そんな願いがだんだんと実現していくのが嬉しくてたまりません。

 

 

夜のお座はカエルの合唱がうるさく気になりましたが、法話が進につれ皆さん和尚のお話に引き込まれていきました。夜のお座は全員お聴聞の世界に浸りきっていました。

 
 

法話の休み時間には今回規定の回数に達した方の表彰式。頑張ってお聴聞を重ねた方を参加者皆で讃える。それがまた励みになっていくことでしょう。

 

 

50回出席StandardStage修了者は、3名ありました。
今回で総計25名の方に三つ目の青藤章のバッチを贈らせてもらいました。

 
 

30回出席BasicStage修了者は8名で黄籐章と記念の白檀腕輪念珠をお渡ししました。夜の部では神戸町のご院さんもおられた。
この基礎課程修了者は通算で69人になりました。

 

10回出席EntranceStage修了者は3名で、入門課程修了者は通算で233人になりました。

 
 

夜10時皆さん淡々と家路に急がれます。