平成20年  2月15日  涅槃会 

今年で6回目の『涅槃会(ねはんえ)』、雪ミゾレの降る寒いなかお勤めと、境内でお焚焼式を行いました。
毎年、2月15日は涅槃会をお勤めします、予定表に書き込みぜひお参り下さい。

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定刻近くになると焚焼に加わる品々を持った方々が現れます。今年も結構集まりました。

 

お勤めは『阿弥陀経』お同行も一緒に勤めます。その間にも紙袋を下げた方が入ってきました。

 
 

お勤めの後は、スクリーンにパワーポイントで涅槃図のパーツを映し出し絵解き法話。今年は四門出遊に力点をおいてのお話。

 

絵解き法話のあと御文章を拝読し、参詣者はお供えのドラ焼きを茶菓子に休憩。

 
 

余間の涅槃図を見ている隙に焚焼の品々を向拝へと運び出します。

 

みぞれ混じりの風が吹き出し、境内の特設会場は大変。屋外での行事はお天気次第、今年もけっこう難儀をしました。

 
 

準備が出来たら本堂の阿弥陀様の前から分燈し特設会場のおロウソクに点燭し、敬礼文(きょうらいもん)・三帰依(さんきえ)をお勤めします。

 

お勤めが終わると、点燭した火を年回札やお位牌のを入れた窯にうつし炊き上げられます。

 
 

お釜に火が回った頃、焚焼式場に安置されたご本尊に向かい、一同合掌礼拝して終了します。

 

参拝者が帰った後は、お衣から作業衣に着替え、集まった品々を火炉に入れていきます。

 
 

炊き上げなければならない物は沢山あり、けっこう時間がかかります。

 

送風機を使い火炉の温度を上げ一気に炊き上げますが、高温のため焼却炉はグニャグニャ、来年はもう一回り大きい物に新調します。