平成20年10月22日  第37回真宗講座

第37回目の真宗講座が開催されました。
ここ数日秋晴れが続いていましたが小雨模様でしたが大勢のお参りのなか開催することが出来ました。

 

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開始1時間前、お取越で勧誘した方が初めてタクシーを使って岐阜の街から早々と来て下さいました。
今回初参加の方が50名以上、住職としては至福の場面です。

 

3ヶ月ぶりの真宗講座、その間に組の公開講座やアライアンス寺院の出席印をもらった方が次々来られ、受付もてんてこ舞でした。

 
 

前座の仏事作法プレゼンでは、式章に付けたバッジの説明、バッチを集める宗教的遊びについて解説しつつも競争心を煽ってみました。

 

仏事作法では「帰敬式(ききょうしき)」について説明し、来年5月の組行事で行われる出張おかみそりの募集をしました。
真宗講座常連のご門徒は反応よく、予定定員の申込者はありそうです。

 
 

休憩には縁に置かれたコーヒーがアッという間に売れていきます。ポットに入れて置かれてますが中身は本格派・・・コーヒーメーカーで作ったものです。

 

縁側に座り珈琲を飲みながらしばし歓談、和気あいあいとした雰囲気の中でお聴聞をする楽しみが倍増されています。

 
 

ご法話は大阪の梯実圓(かけはしじつえん)和上『親鸞聖人のお手紙』というテーマでお話ししていただきました。81歳になられる梯和上ですが、凛としながらも柔和な、まるでまるで菩薩さまが語られるような感じがしました。

 

250名満堂の同行に資料として渡された御消息を読みながら、丁寧に親鸞聖人の関東の同行に諭された念仏の行者の有り様を時には厳しくお話し下さいました。

 
 

昼の法話が終わるころには小雨も上がり、傘をささずに帰ってもらえました。
皆さん本堂に仏さまを疑う心を置いていってもらえたような、いい顔をして帰って行かれます・・・

 

昨年秋から半年正尊寺を手伝ってくれた滋賀県の山月くんが、ご両親を連れ立ってお参りに来てくれました。脳梗塞で倒れられたお父さんもお元気になられ恩師である和上と書院でしばし歓談されていました。

 
 

教区内の法友もたくさん来て下さり、先生と一緒に食事をしながらいろいろ質問していましたが、先生は一つ一つ丁寧に回答をしてくださり、お腹も心も頭も一杯になりました。

 

夜のお座は少し冷えてきたので、戸を建て全員堂内に入ってもらいました。150名で一杯でしたが秋の夜長いい雰囲気の法座になりました。

 
 

法話の休憩時間にはそれぞれのステージをクリアした人の表彰式が行われました。

 

10回出席EntranceStage修了者は6名です。 入門課程修了者は通算で259人になりました。
HPのご縁で名古屋市から来て下さる方や、恥ずかしそうに隠れておられた総代さんも表彰されました。
これからも頑張ってお聴聞に励んでください。

 
 

30回出席BasicStage修了者は7名で黄籐章と記念の白檀腕輪念珠をお渡ししました。正尊寺門徒以外の方も3人おられ、法座の輪が広がっていることを実感しました。現在111名が黄色のバッチを輝かせています。

 

StandardStage(一般課程)50回を終了されたのは、今回4人。37名の方が50回をクリアでされました。満願までの折り返し地点一層聞法に励んでもらえることでしょう。

 
 

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