平成21年7月2日  第38回納骨団参  

第38回の納骨団参無事終えることができました。
納骨が30体、お参りの方が71名、バス2台でお参りすることができました。

 

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6月28日の日曜日には午後1時からご遺骨を持ち寄り、この地最後の法要。お骨箱の確認、参加費の収納、短時間での受付でした。

 

約40名ほどのお参りで、お勤め・お焼香・法話・説明、日曜日であり団参には行けない若い方がお参りしてくださいました。

 
 

2日朝7時半出発、未明の大雨は一段落、どんより曇りではありましたが、傘をささずに全員乗車定刻に出発しました。

 

今回から新行程、大谷本廟で時間の余裕がないので、一日中のバス旅行では動きに支障が出るますが袴をはいてお衣姿での引率でした。

 
 

午前10時予定通り大谷本廟に着きバスを降りると、少し遠回りですが総門から境内地にはいり、まずは明著堂へ進みます。

 

車椅子の方はエレベーターを乗り継いで親鸞聖人の御廟所である明著堂へお参りです。

 
 

明著堂でお参りをすませ礼拝堂に全員がそろいました。まずは、全員に納骨についての詳細説明が行われます。

 

礼拝堂ご本尊前でのお勤め、全員お焼香をします。事前のお知らせが行き届き皆さん式章をかけてのお参りでした。

 
 

お勤めのあと、まとめてお供した、お骨箱をそれぞれのご遺族にお返し、納骨所まで各遺族の手で運ばれます。

 

正尊寺納骨所は無量寿堂の最上階(イボイボの中)手に手にお骨箱を持ち移動します。

 
 

いよいよ納骨、各家の代表者が納骨壇のトレーに納めていきます。今回は10階の納骨所に1425番〜1454番まで真ん中5段目の引出に収めました。

 

お骨が全部納まったら読経の中での最後のお焼香参り、ゆっくりお別れをしてもらいました。

 
 

大谷本廟11時半すぎ出発し15分ほどで本山北駐車場に建つ聞法会館の入口に到着しました。

 

今回は聞法開館地下食堂での昼食、内容は去年までの大谷本廟『光輪食堂』の方が良かったようです。

 
 

食事が終わり「帰敬式(ききょうしき)」希望者は参拝開館集合、午後1時半からのおかみそり儀式まで待機です。

 

受式15分くらい前に御影堂に移動し、入念しかも懇切丁寧な事前レクチャー、定刻1時半から照明を落とし儀式が始まりました。

 
 

御影堂での儀式が終わると、参拝会館2階へ案内され、それぞれに『法名(ほうみょう)』が手渡され、帰敬式の意義と法名についての説明がされました。

 

途中から職員さんが代わられ、15分程の御法話、その後ご講師から一人一人の法名について出典意義を聞かせてもらい、その丁寧さには感動しました。

 
 

法名の説明を終え1回フロントに戻ると、すでに買い物散策を終えた方々が集結。本願寺ビデオを見ながら「今、ご院さん出とったよ!」と『お坊さんがいく』を指さされてしまいました。

 

雨もなく参拝部の名人案内職員さん連れられて、まずは飛雲閣の見学、緑まばゆい桃山文化の翠堪能されました。

 
 

ほぼ完成か?真新しい参拝会館の桧葉の匂いを嗅ぎながらトラの間の玄関へ、書院拝観へと移動しました。

 

絢爛豪華な国宝の書院や能舞台を丁寧しかもユーモアたっぷりの説明を聞きながら、本願寺のお宝の建造物を見てもらえました。

 
 

今回は御影堂と阿弥陀堂が最後のお参りとなりましたが、ご本山お別れのご報告と言った参拝もありでしょう。

 

北境内地に待つバス、今回も先導2号車のドライバーは門徒のAさん、気兼ねなく安心していました。
ありがとうございました。

 
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