平成21年8月6日〜7日 
正尊寺お泊まり日曜学校

梅雨開けが定まらない天候不順の夏、第16回キッズサンガお泊まり会が82名の参加者で賑やかに開催されました。
申込〆切前にすでに定員を超えていましたが、来年は庫裏建て替えでお泊まり会はできません。せっかくのご縁だと考え締め切り日までは保育園児も含め受け付けたら、定員30名オーバーという人数になってしまいました。
心配した天候も何とか持ち堪え、80名の子どもたち元気に境内を走り回っていました。

スタッフや台所のお手伝いの皆様お疲れ様でした。


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午後1時黒板に貼られた班別表を見て一喜一憂、24の学校から集まる82名が5班に分けられました。

 

初めて来た子もいます、最初に仲間作りのゲームで仲間意識をたかめ楽しいお泊まり会へと盛り上げていきます。

 
 

オリエンテーションでは本山キッズサンガから出されている「親鸞さまぬり絵」に挑戦、班ごとにぬり2つの大事なことも書き入れました。

 

1班の作品

 
 

2班の作品

 

3班の作品

 
 

4班の作品

 

5班と5班Y(保育園組6名)の作品
 
 

オリエンテーションが終わり午後2時から開会式『らいはいのうた』をみんなでお勤めしました。

 

今年は大人数何はともあれ、声に出してお念仏を称えられるように成って欲しい、そんな願いを届けることにしました。

 
 

猛暑ではありませんが、子供にとっての水分補給は大切です。Myコップ持参の子どもたち、何杯もお茶と呑んでいました。

 

おやつタイムのカキコ氷りは長蛇の列。法友のSさんMさんお手伝いありがとうございました。

 
 

氷りミツは小分けしたスクイーズボトル、マンゴー味も加人気上々でしたが、相変わらず全色混ぜ黒い色にする子も続出です。

 

重たい雲が覆っていましたが、雨も降らずに子どもたちは境内思い思いの場所でカキコ氷を食べていました。

 

庫裏では巻巻パンの種づくりが進んでいます。1人1個ずつ大勢の裏方さんによって作られていきました。

 

食事の準備には特設の洗い場で丁寧に手を洗います。
チョッとした工夫で5人ずつ並んで洗えます。

火も起こし、竹の棒にパン生地を巻き付けていきます。小さな子はチョッと手伝ってあげないとうまく整形できません。

 

遠火でゆっくりじっくりと、せっかちな子はなかなかそうはいきませんが、不思議とどのパンも美味しそうにできあがります。

 

完成した巻巻パンを持って庫裏に集合、ソーセージを差込机で待機。カレーライスが配られます。

 

やくそく:X 『★ご飯のときには合掌し「食前・食後の言葉」をいおう』みんなちゃんと守れました。

 
 

80名の大移動、料理『乙姫』、法友の幼稚園バスを借り何とか対応ができました。ご協力の両車両オーナーありがとうございました

 

お風呂は岐阜市営『かけ洞の湯』フロントには「8月6日午後6時半頃大勢の予約が入っています」と張り出してあり、貸し切り状態で助かりました。

 
 

休憩室に持ち込んだジュース、風呂上がりの喉の渇きを緩和、子どもたちはさっさと漫画を読みふけっていました。

 

そろそろ回りが暗くなってきました、ナイトシアターの始まり。やくそく:T『★仏さまに足を向けないようにしよう』枕をうまく使い守ってくれました。

 
 

映画も終わって夜9時半就寝勤行(しゅうしんごんぎょう)のキャンドルサービス。本堂一杯の蝋燭の光の輪、壮観でした。

 

キャンドルサービスのために市川先生とAお弟子さんがお琴の生演奏で雰囲気を盛り上げてもらえました。ありがとうございました。

 
 

小さい子はトイレとはみがき、高学年は布団敷き、瞬く間に本堂の畳はすべて布団で埋まり、カヤが貼られていきました。

 

就寝を合図に庫裏ではスタッフが明日のプログラムの準備。Y組(保育園)の子どもたちは寂しくて寝付けません、お姉ちゃんスタッフに引っ付いてきました。

 
 

朝6時起床、蚊帳の中は夜更かしした子がダンゴムシのようになってまだ寝入っていました。

 

6時半、まだ半眠りですがラジオ体操。大人数でする体操は気合いも入ります。

 
 

7時からお朝事、正信偈六首引き約30分、最後まで頑張って正座してお勤めできる子がほとんどでした。

 

お勤めの始まる頃には「まつむら布団店」さんが回収に、おねしょした子はいなかっただろうか?

 

お掃除タイムは1人20個ずつのゴミ拾い競争、あっという間に目に見えるゴミはなくなりました。

 

8時から庫裏での朝食、ごはん・味噌汁・ふりかけ、今年は卵の差入れがありスクランブルエッグが付きました。

 

朝食は質素ですが、デザートの果物は充実。北海道の法友から届いた夕張メロン・初なりのイチジク・スイカ・ブドウ・ウリ・グレープフルーツと盛りだくさんでした。

 

夕張メロンやイチジク、珍しい果物で大喜びでした。
差入れのみな様ありがとうございました。

 
 

そして、食事を作ってくださった台所の皆さんへ、大きな声で「ありがとうございました」と大きな声で御礼も言いました。

 

プラバンキーホルダー作りを準備していましたが、この人数では時間がかかりすぎると思いスキップしましたが、子どもたちは自分で遊びは見つけだします。

 
 

盆おどり「本願寺音頭(おやまおんど)」の練習はみっちりしました。13日には本番です。

 

子どもたちのお楽しみ室内オリンピック。この順位が流しそうめんのポジションに反映、みんな真剣になります。

 
 

室内オリンピック最終種目は境内を使ったフィギア探しレース。ワクワクしながら隠されたアイテムを探し回りました。

 

去年はつなげて短い方が勝ちだった、今年は名前の文字を足して文字数に加点、常連の子どもたちも裏をかかれたようだった。

 
 

ソウメン流し子供でも2束は食べる、10人分ずつ小分けして何杯も茹でるのが上手くいくこつ。

 

今年は人数が多いのでV字型に2列の川を用意した。男女別れて争いもなく全員で一気に食べられた。

 
 

「金魚」と手を挙げ声を出すと、オモチャの金魚を流しそれを掴んで終了、箸とお椀を返す。素麺をオモチャにする子がいなかった。作戦成功・・・

 

午後1時半、閉会式。『さんだんのうた』を唄い大きな声でお念仏、一泊二日確実に子どもたちの心にお念仏がしみ込んだようです。

 
 

来年には取り壊される庫裏をバックに記念撮影、再来年は一回り大きくなってまた泊まりに来てね。

 

保護者に迎えられ、一気に子どもたちの喧騒がお寺から消えて、セミ時雨だけがの正尊寺に戻っていきました。

 
 

 

正尊寺キッズサンガにご協力いただいたすべての方々に
心よりお礼申しあげます。                   

 

去年のキッズサンガ

 

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