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平成22年12月20日 第17代正尊寺住職本葬 平成22年11月12日、午前11時34分、享年93才にて正尊寺前住職がお浄土へ出発いたしました。 写真をクリックして下さい-大きな画像が見られます |
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本葬の葬儀壇はお内陣に菊でかざり、お坊さん方も内陣でお勤めしてもらうお荘厳になりました。寒い冬の葬儀一人でも多く本堂の中に入ってお参りできるようにとの配慮です。 |
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午前8時半、総代である本部委員と建築委員の皆様が集まり、出陣式前に新築なった庫裡玄関で記念写真を撮りました。 |
午前9時庫裡大広間に100名を超えるお取り持ちの皆さまが一堂に集まり、葬儀委員長から今日一日の奉仕のお願いがあり、出陣式の様相でした。 |
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住職からもお願いと、各持ち場の仕事の説明と事務連絡があり、各部門を担当する総代さんが細かく一日の動きを掌握していきます。 |
お取り持ち説明会が終わると、受付記帳をしてもらい受付係の練習台となりました。記帳は混雑を予想しカード形式にしました。 |
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門前の駐車場は全て受付用のテントが張られ、車を置くことができなくなりました。 |
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本堂では林総代長が会場の最終点検と、葬儀委員長としての立ち位置などを確認されて開式の時間が迫っていきました。
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ご法中は5種のカテゴリーに分けられ、書院や庫裡全てのお座敷に入ってもらいました。二階の二の間三の間には列衆の法友、親戚のお坊さんに入ってもらいました。 |
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2階1の間と仏間には会行事(えぎょうじ:法要のディレクター)と特別法務員の楽僧(がくそう:雅楽を演奏する僧)の部屋です。 |
書院座敷には結衆(けっしゅう:内陣に入る僧)の中川北組寺院の皆さまへ、鷲見会行事から差定(さじょう:法要プログラム)の説明、14名の結衆御遠忌法要前のようでした。 |
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葬儀開始前の庫裡広間には外界の寒さを避けた会葬者の皆さまが、本堂の様子を映し出した大スクリーンの前で休憩されていました。 |
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開式に先立ち、岐阜別院ご輪番によって本山からの院号達書の伝達、葬儀委員長と住職が恭しく頂きました。 |
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内陣は菊飾りで見えにくかったですが、三奉請(さんぶじょう)は白房の華篭を全員が持ち散華も行われました。 |
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法中代表焼香では、かつて正尊寺の法務を支えるために、京都龍谷大学からお参りの手伝いに来てくれていた3人の法務員OBが九州から駆けつけてくれました。 |
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45名の僧侶による本堂が揺れるような大合唱の正信偈、参列者が次々と焼香しお念仏を称えてもらえました。 |
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向拝には9名が一度にできる焼香台が準備してありましたが、満員電車の入り口のように混雑きわまりなくなったようでした。 |
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焼香が済みが庫裡へと移動した会葬者は、庫裡の中をあちこちと回り、見学会の様相も呈していました。まさに、前住職のお手回しでした。 |
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お焼香と庫裡見学をされた会葬者は3間幅の玄関で靴を履き境内へと放出、庫裡がとても良い緩衝地帯となって混雑を和らげてくれました。 |
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葬儀が終わり、午後3時から庫裡大広間で満中陰の法要を親戚門徒お取持ち全員でお勤めしました。本来なら葬儀後の精進落ちでしょうが、命日から一月余忌明け法事となりました。 |
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厨房ではお斎係と地元のお勝手方がお斎の準備に追われていました。40畳ある厨房も充分活用されました。 |
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献身的なお取持をして下さった、総代さん、地区役員さん、仏壮の皆さん、仏婦役員さんと地元の皆さまありがとうございました。 |
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