平成22年7月10日〜11日
正尊寺仏教壮年会研修旅行
山陰「妙好人をたずねて」

 

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今回のレジメ             
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例年より1時間早く午前6時出発、青空の広がる爽やかな朝となって旅行気分が盛り上がります。

 

バスの中で挨拶をされる福田会長、26名の参加者へ今回の研修の趣旨説明などされました。

 
 

高速千円の週末、吹田から神戸のJCまでは14qの渋滞、禁煙になってしまった観光バスタバコ吸いには辛い道程です。
 休憩は喫煙所が賑わう!

 

1時間早めた出発で、ちょうどお昼に鳥取駅近くの会場に着きました。居酒屋のようで日本海の新鮮な魚定食でした。

 
 

午後1時半、予定通り鳥取市青谷の山里に入り大きな道にバスを駐め、徒歩少々源左同行の師匠寺願正寺を目指します。

 

願正寺では高校一年の三男さんに出迎えられ、本堂に上がらせてもらい会長の調声で讃仏偈をお勤めしました。

 
 

願正寺ご住職の不在は予め判っており、4年前に住職が来たとき録音した解説をCDでかけ、全員で聴聞をしました。

 

本堂下陣に出しておいていただいた、源左同行の実物大写真と木像を囲んで記念写真を撮りました。

 
 

本堂脇間に用意されたお茶をよばれ、源左同行の言葉や絵画を見ながら一服、高校生の若さまには大変お世話になりました。

 

願正寺から500mほどに駐められたバスに戻り、再び鳥取市内を目指し出発。

 
 

せっかく鳥取まで来ているので、日本一の鳥取砂丘を観光、天候に恵まれたことをつくづく喜びあいました。

 

砂丘の入口で記念写真を撮りましたが、誰一人として海に向かい歩き出す会員はなく、眺望を楽しむだけに終わりました。

 
 

午後5時には宿泊地、湯村温泉の老舗旅館『朝野屋』に到着、はじけそうに明るく美人な女将さんに出迎えられました。

 

ウェーティングRoomでお抹茶が出される、『夢千代日記』の舞台になった老舗旅館、部屋の造りもサービスも最高でした。

 
 

会員がお風呂に入っている間に、住職は荒湯の下見で温泉卵を作る調査をしました。ゆで卵8個12分かかります。

 

午後6時半、豪華な作りの大宴会場での宴会、陣羽織を着込んで集合写真です。

 
 

大名御前のお料理も良かったですが、宴会場の格天井(ごうてんじょう)も素晴らしい細工で、贅沢をパワーUpしてくれました。

 

呑むほどに酔うほどに、なごやかな宴会に、芸達者なカラオケに懇親も佳境に入っていきました。

 
 

2日目、湯村温泉から出石(いずし)に向かうバスでは事前研修のビデオ鑑賞です、東井義雄記念館から借りた解説DVD皆真剣に見ていきました。

 

出石城下町の散策ではあいにくの雨、足が進まない会員は門前のワサビを洗うお兄さんに誘われ、休憩一服時間潰しとなりました。

 
 

会員の高橋さんは日本画の達人、色紙にさらさらと一筆取り「正尊寺仏壮会」とサインをして店にプレゼントしていました。
24番大門」へ行かれたら色紙を捜してみてください。

 

昼食は『28番ドライブインいずし」でそば定食、ビールも入り皿そばの追加はありませんでした。
仏壮会員にはそば好きは居ないようで、住職のみスタンプ2個GETしました。

 
 

予定より1時間早く旧但東町役場の図書館に併設された「東井義雄記念館」につき、衣川館長さんからお話を聞きました。

 

衣川館長さんは東井先生が受け持たれた最後の学年で、当時のエピソードや小学校時代先生から学んだ事を聞かせてもらいました。しかもこの館長さんもお寺で仏教壮年会で頑張られているとのことです。

 
 

館長さんの先導で、佐々木という山間にある東井先生のお寺、東光寺へ移動し先生の石碑の前で集合写真を撮りました。衣川館長さんがシャッターを押してくださいました。

 

東光寺本堂では高井副会長の調声で東井先生を偲びつつ「讃仏偈」のお勤めをしました。
お勤めのあと、奥さんから手作りのトチ餅とお茶を頂き恐縮しました。

 
 

東光寺を守る息子さんの奥さん、主人に先立たれた悲しみを越える力を、舅である東井先生の平易な言葉から頂いたと、1時間ばかりお話してもらえました。

 

 

源左さん東井先生ともに、アミダ様との生活の中から湧き上がってきた慶びの言葉を残してもらいました。その現場を回り同じ空気を吸いその言葉を味わい直し、無事帰り暗がりの駐車場で恩徳讃、良い研修旅行でした。

 

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