平成23年6月29日  第40回納骨団参  

梅雨開けを思わせるような猛暑のなか納骨団参となりました。

 

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5月26日「納骨団参報告法要」にお骨箱と参加費を持参で受付をされます。

 

遺骨を須弥壇横に奉呈し勤行がはじまると、40名ばかりの参拝者が順次お焼香されました。

 
 

6月29日午前7時過ぎ、岐阜からの参加者を乗せた名鉄観光バスが到着、運転手さんは門徒のA山さんで安心です。

 

バスが出発すると住職からしおりに添って日程説明、バス乗車43名、納骨21体での団参です。

 
 

午前10時大谷本廟に到着、京都はこの時間で気温33度、参加者の疲労を考えなるだけ日陰を選び明著堂に進みました。

 

明著堂でお参りを済ませ、礼拝堂へと移動しますが、真夏の日差しでした。

 
 

礼拝堂は7階にあり、無量寿堂の作りが分からない初めての参加者は、自分の立ち位置が分からないようになっておられるようでした。

 

礼拝堂では纏めてお供してきたお骨箱を広蓋に移し、住職は色衣に着替え正装でのお勤め、その間にお焼香もします。

 
 

今回は無量寿堂の納骨引き出しは、6段目と7段目に各親族代表の手で納められました。

 

住職勤行のなか納骨所でのお焼香、一列に行儀良く並んで順番に、お下がりの『おたべ』をいただき、納骨式完了です。

 
 

納骨を終えた参加者は2階の受付ロビーで一休み、バス出発までひと時体を冷やしてもらいました。

 

皆さんが休憩中も住職は忙しく、2階にある古い遺骨を納めた予備納骨壇前でもお勤めをします。

 
 

11時25分、定刻5分前に全員バスに乗り込み大谷本廟を離脱しました。バス1台だと時間にも余裕が持て塩梅良いようです。

 

御遠忌法要のために大きく場所を取った仮設の食堂、バスは聞法会館顕官からは少し離れたところで降車になりました。

 
 

昼食は聞法会館地下のオフィシャル食堂、1800円の幕の内ですが年々料理の質が下がっているように思います、帰敬式の時間が・・・・

 

帰敬式組は境内反対の龍虎殿へ昼食も程々で移動してもらいました。そこには西濃北組のご院さんや総代さんが沢山おられました。

 
 

御影堂は法要体制なので、帰敬式は阿弥陀堂で行われました。ただ熱さのため障子が開けてあり、外の明かりや不埒者が往来し、ちょっと厳かさに欠けたのが残念でした。

 

正尊寺団参からは10名がおかみそりを受けられました。堂内での説明から受式・教諭まで約30分弱の緊張でした。

 
 

龍虎殿2階に移動し、一人ずつ法名と記念品が手渡されます。ここはエアコンも効いて腰掛けに座っての授与式で皆さんホッとしておられました。

 

法名が全員に授与されると、帰敬式についての意義と法話がされ、一人一人の法名について説明もしてもらえ、頂いた法名を見ながら皆さん満足そうでした。

 
 

2時半からは職員さんの解説で書院拝観、彩色復元された「虎之間」の壁画見事に甦っていました。

 

正尊寺団体の外に外国人が6名、英語の話せる職員さんが解説、日本語と英語二度の念入りな解説を聞かせてもらえました。

 
 

飛雲閣庭園の説明では、インテリの職員さん学術的に太閤秀吉の伝説はカット、これも又興味深く聞かせてもらえました。

 

この日本願寺には全国の布教師さんが集まっておられ、いろいろな先生方にお会いすることが出来ました。

 
 

今年いっぱいご開帳されている、東山法住寺に4時ギリギリ到着、観光バスでの山門横付け間に合いました。

 

天台宗の法住寺に比叡山からどうして親鸞さまの「そば食い木像」が移されてきたのか、若いご住職から丁寧な説明がいただけました。

 
 

ご住職の計らいで特別に御内陣まで上がらせてもらい、お木像の口元を確認させて頂けました。

 

残念ながら口元のお蕎麦は確認できませんでしたが、ご住職にはバスを見送ってもらい帰路に着き、定刻7時に到着解散となりました。

 
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