平成22年7月10日〜11日  正尊寺仏教壮年会研修旅行
「聖徳太子にはじまった日本仏教の成熟を吉野に訪ねる」

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午前7時山門前に腰を下ろし帳面を出して参加費を集めるY岡会計さんの関所へ次々と会委員が立ち寄って行かれていました。、

 

23名を載せた羽島観光バスは予定通り、大坂南河内太子町の叡福寺駐車場に到着しました。

 
 

仏壮会員の中では参拝したお寺のハンコを貰う朱印帳が流行っています。叡福寺でも事務所に帳面を預ける会員続出でした。これもまた記念で楽しいとも思います。

 

梅雨の合間とは思えない夏の空でした。

 
 

汗をかきながら丁寧に説明をして下さる叡福寺の方、申しわけなく思う分皆さん一所懸命聞いてもらえました。

 

聖徳太子の御廟入口で集合写真、暑かったです。

 
 

磯長(しなが)の御廟には親鸞聖人もお参りされていて、御廟入口となりには『親鸞堂』という建物が建っていて、特別に鍵を開けてもらいました。

 

お堂の中には親鸞聖人のお木像が本尊としてご安置してありま、順番に間近でお参りさせてもらいました。

 
 

お堂の屋根が傷んでいるらしく、天井画の多くが破れていることに気づき、真宗門徒としては何とかしなくてはとも思いました。

 

叡福寺では約1時間強ゆっくり聖徳太子に思いを馳せさせてもらえました。

 
 

本日午前の研修は終了、門前でバスに乗り奈良県を目指し出発です。

 

1日目昼食は奈良県に入った葛城市當麻(たいま)にある、道の駅『ふたかみパーク當麻』の会議室のような一室でした。

 
 

午後一番に参ったのは、高取町丹生谷の因光寺さんです。
住職がご病気で留守、3人の総代さんが迎えてくださいました。

 

因光寺は清九郎さんの師匠寺、会館の中には遺品が展示してあり、お茶まで頂きました。

 
 

因光寺の総代さんの話で、次の目的地鉾立へは観光バスでは行けないことが判明、急遽タクシーを呼んでピストン輸送することに。【当日の顛末

 

ピストン輸送で少々時間を遅れ鉾立の光蓮寺さんへ到着、このお寺を管理される隣町の西照寺荒木住職がお出迎えしてもらえました。

 
 

荒木代務住職から一席清九郎さんと光蓮寺のお話を聞き、綺麗に草刈りをして貰っているお墓のある山へと移動しました。

 

大淀町と高取町との村境の尾根に建てられた、清九郎さんのお墓で恩徳讃斉唱しました。

 
 

光蓮寺参拝が思ったより時間がかかり、待機のタクシーが不安に成り、会計のY岡さんは村入口で待機でした。

 

ピストン輸送している間にY岡さんと二人で再び、清九郎さんの墓まで猛ダッシュ、汗だくでのお参りでした。

 
 

1時間ばかり遅れ、吉野山中千本『宝の家』へ到着、まずはしっかりかいた汗を温泉で流しました。

 

何も無い吉野山、しっかり呑んで歌って、ゆっくりと親睦が図れました。

 
 

2日目朝一番で吉野山麓、飯貝御坊本善寺へお参り。
会長調声でお勤めの後、御住職から念入りなお話しを一席して頂けました。

 

蓮如上人が建てられた大きな伽藍、現在修復中で奥の方は見せて頂けず、次回へのお楽しみと成りました。

 
 

親鸞聖人・蓮如上人から歴代の本願寺御門主の分骨が安置される納骨所で記念写真。

 

バスは下市町へと移動し、『歎異抄』の作者唯円房の立興寺駐車場でバスをお降りました。

 
 

立興寺の御住職から、唯円房と吉野について一席お聞かせ頂きました。

 

唯円房のお墓は裏山の中腹、下市の町を見渡す気持ちの好いところに建っていました。

 
 

立興寺とは川を隔てた向こう側には、蓮如上人ゆかりの願行寺へ参拝、ここでもしっかり一席御法話を聴かせてもらえました。

 

願行寺の蓮如堂も参拝させてもらえました。

 
 

午前中は吉野での研修参拝、午後は奈良公園で昼食と観光をしました。

 

奈良公園の鹿、注意書きの通りこの暑さでもけっこう元気でした。

 
 

熱さと奈良公園お広さに疲れ、東大寺まえで一服しお尻に根っ子の生えた会員さん達でした。

 

午後7時には無事帰還、駐車場で恩徳讃斉唱、明るい内に解散は初めての仏壮旅行でした。

 

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