お定飯(じょうはん)とは

お定飯は毎月のご命日(亡くなられた日)もしくはお逮夜(たいや:命日の前日)にお坊さんに来てもらい、お内仏(各家のお仏壇)で亡き方を偲びつつお釈迦様の説法であるお経を読み聞かせてもらう仏事です。地方によっては「月忌(がっき)参り」「お逮夜(たいや)参り」「月参り」など色々なよび方があります。
中部地方では一般に「お定飯(じょうはん)」とよび習わしています。これは、毎月お参りの日にちを定めお仏飯をたて、お勤めすることからこのような呼び名が定着したようにも考えられます。
このような意味から、命日に限らず家人が集まりやすい日を定めて「お定飯」をお勤めする家庭も多くあります。

 

お仏壇のお荘厳 ・・・・・・・・

お荘厳は平常時のお飾りでかまいません。
三具足かざりで打敷はかけなくて良い。
白ローソクでよい。

 

お定飯のお勤め ・・・・・・・・

通常は『阿弥陀経』をお勤めします。

  

※この中に書かれている内容はあくまで正尊寺門徒のあり方で、同じ浄土真宗でも地域性・ご住職の考えで、お勤めの仕方など違いがある場合があります。

不明な点がありましたら、お気軽にメールでお問い合わせ下さい。

      メールで質問して下さい