仏旗(ぶっき)=仏教徒のシンボル

法事やお取越をお勤めする時には玄関に仏旗をたてましょう

仏旗は仏さまの旗であり、仏教徒のシンボルです。六金色(ろっこんじき)旗ともいい、青・黄・ 赤・白・樺色(かばいろ)の5色と、それらが混ってできる色(五色混色)とを合わせて6つの色の旗です。

六金色旗は米国の陸軍大佐オルコット氏がセイロン島に渡り、仏教信者となり、仏教研究をされて『涅槃経』により創案され、明治22年に日本へ伝えられました。

 
★ 六金色のいわれ 
【青色】 お釈迦様の髪の色をあらわす。 心を乱すことなく力強く生きぬく力を意味する。
 
【黄色】 金色に輝くお釈迦様のお体の色をあらわす。
 
【赤色】 お釈迦様の情熱ほとばしる温かい血しおの色をあらわす。
 
【白色】 お釈迦様の白い御歯の色をあらわす。
 
【樺色】 お釈迦様の体をつつむお袈裟の色をあらわす。
 
 

仏さまの六金色は、全ての世界、すべてのものを照らし護ってくださるという意味で、仏さまの慈悲をあらわしています。