2月11日 
午後2時から(1時間程度)


涅槃会(ねはんえ)

お釈迦様がお亡くなりになった日にお勤めする法要です。

南余間(向かって左側)には涅槃図(お釈迦様亡くなられるときの様子を描いた絵)をかけてお勤めをします。

お勤めのあと、涅槃図をプロジェクターを使い絵解きの法話をします。
住職得意のプレゼンテーションです。
参詣者も絵を見て、なるほど、とお釈迦様のご臨終の様子からその教えのすばらしさを実感できます。
涅槃会の最後には、境内に作られた特設大釜トに移動し、『焚焼(ぼんじょう)の儀』が行われます。
窯場の前には、御本尊を安置し焼香台も作られます。
焼却炉には本堂に置かれた『年回札収納箱』で回収された年回通知状を入れ焚き上げられます。
葬儀中陰に用いられた白木の位牌も余間に集められ、焚焼の時を涅槃図の前で待ちます。
法要のとき、御本尊の前に灯されていた灯明を行灯(あんどん)ではこび住職の手で火入れされます。

この『焚焼の儀』のときには、ご門徒が持ち寄った、古い経本、不要の位牌、使わなくなった打敷、他宗のお札なども一緒に炊きあげます。

※金属・陶器・ガラスなどの燃えない物や、ビニール製品は持ち寄らないで下さい。