平成18年6月23日  第25回真宗講座 

今回の真宗講座はお天気に恵まれまれ、大勢のお参りのなかでの法座となりました。
ご講師は大阪の天岸浄圓先生、「浄土のはたらき」についての法話でした。

写真をクリックして下さい-大きな画像が見られます

 
 

田植えの終わった農道を、自転車でお参りに来る人がたくさんありました。
のどかな田舎に、ご法義が広まっていく、嬉しいことです。

 

本堂の縁側に並べた椅子もそこそこ埋まりました。教区内のご院さん方のお参りも近頃だんだん増えてきています。

 
 

真宗講座は正尊寺オリジナル『法事勤行集』が必須アイテムです。ピンクの経本をひろげ大きな声でお勤めします。

 

真宗講座も回を重ねる事に、純粋にお聴聞のための集まりであると理解されるようになりました。居眠りする人は一人と見かけません、ご講師も聴衆も真剣勝負です。

 
 

テーマ「浄土のはたらき」をお話しされる天岸先生。仏さまの目で見る世界が浄土、人間の都合で見る世界が穢土、その違いを噛んで含めお話しされました。

 

仏事作法のプレゼンを使った解説。今回はアンケートで質問のあった「お墓」について説明しました。この手の話題皆さん興味津々で聞かれます。

 
 

今回も50回出席StandardStage修了者の認定証授与をすることが出来ました。
認定証と青籐章(青色のバッジ)、オリジナル経本袋の記念品をお渡ししました。

 

真宗講座ほとんど休むことなく通い続けて来られました。今回のお二人は10年くらい前つれ合いを無くされた方々、先立たれた奥さんの後押しがあったればこそだろうな、還相のはたらきを思いました。

 
 

30回出席BasicStage修了者は3名で黄籐章と記念の白檀腕輪念珠をお渡ししました。
この基礎課程修了者は通算で35人になりました。

 

10回出席EntranceStage修了者は5名で、白籐章と記念の名刺盆をお渡ししました。 この入門課程修了者は通算で215人になりました。
本当はもっとたくさんあるのですが、今回もハンコで一杯になったカードを提出ぜずに会場に消えた方を目撃しました。

 
 

仲間のご院さんも一緒に先生を囲み夕食。住職は枕経のため途中退席、先生の仏像に対する蘊蓄で盛り上がっていたそうです。

 

夜には向拝(ごはい)柱の提灯に灯りがともり、良い風情をかもし出します。夜のお座も本堂一杯のお参りでした。