正尊寺の歴史              

《歴代住職の横顔T》

改宗開基 初代 了光(りょうこう)法師

杉山主計といい京都の九条家に使えていた。
蓮如上人の教化を受け、 剃髪し「光珍」と名乗っていた。後に、蓮如上人より「了光」と法名をいただきお弟子となっり、上人の命で文明5年(1473)吉崎御坊から美濃の地へ遣わされた。
明応7年(1498)2月14日実如上人より阿弥陀如来御絵像を下付され、名実とも本願寺末寺として正尊寺が再興された。
享禄3年(1530)1月24日 往生

2代目 道珍(どうちん)住職

享禄4年(1531)に大洪水で流失した正尊寺を現在の中島の地へ移転再建をしたが、永禄7年(1564)織田信長に焼き討ちに合い諸堂宇消失。
たいへん苦労した住職。

天正元年(1573)10月3日 往生

3代目 空善(くうぜん)住職

この代に七高僧・聖徳太子・ご開山の御絵像を下付される。(慶長5年9月7日)

慶長7年(1602)7月3日 往生

 

4代目 空性(くうしょう)住職

 

寛永2年(1630)6月9日 往生

5代目 空教(くうきょう)住職

この代に御絵伝を下付される。(寛永9年12月9日)

寛文元年(1661)2月10日 往生

6代目 存了(ぞんりょう)住職

 

貞享3年(1686)4月6日 往生

7代目 恵空(えくう)住職

 

正徳3年(1713)3月20日 往生

8代目 空吟(くうぎん)住職

 

享保12年(1728)1月7日 往生

9代目 達空(たっくう)住職

この代に、現在の御本尊が下付され、茅葺きの本堂が修繕された。

宝暦3年(1753)7月16日 往生

10代目 達慨(たつがい)住職

 

安永6年(1777)5月27日 往生